ポイントカードを発行する狙いあれこれ
ポイントサービスで、お得度を判断するには、
図書券や商品券、ギフト券など金券で比べる方法もあります。
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JCB、三井住友カード、セゾンカード、オーエムシーカードなどは、
プロパーカードと言われますが、これらのプロパーカードでは、
ポイント換算率は100円で1ポイント(1%)のところが、
多いのですが、お金に換える換金率は、
平均して0.5%となっています。
つまり、クレジットカードで10万円使えば、
わずか、図書券500円分がもらえるという程度にしかすぎません。
プロパーカードに比べれば、メーカー系列やデパートが、
発行するカードは、換算率、換金率とも、
高いものが多くなっています。
しかし、利益の食い込みを低く抑えるという点では、
メーカーやデパートの発行するカードも同じだと言えます。
メーカーやデパートは、お買物券と銘打って、
食い込みを低く抑える効果を狙いつつ、
イメージを高める効果を狙っています。
つまり、このお買物券は、その店でしか使えないという制限を、
かけており、他の店では使えませんので、
自店で使ってもらうことにより、利益をポイントという形で、
はき出したとしても、再び売り上げとして、取り戻せるわけです。
お客さんがリピート客として、定着してくれることを狙っています。
又、ある一定のポイントに達しないと、
交換できないようにしていますので、
未行使ポイントがたくさん生まれます。
さらに、期限を設けることによって、換金率を抑えられます。
よって、多くのポイントは死にポイントとなって、
業者にとっての埋蔵益や、退蔵益となって利益の食い込みを、
最低限に抑えられるわけです。
ポイントカードを発行する狙いは、
お客様に、繰り返えし店に、足を運んでもらい、
各種の制限を儲けることで、
利益のはき出しを、最低限に抑えつつ、
尚且つ、お客様を他店に、
流れないようにする狙いがあるわけです。